福井県の蔵元

福井県は、酒米「五百万石」の全国に名だたる産地です。

それゆえ、酒専用に栽培された高品質の酒米の使用比率が極めて高く、さらに高度に精米した精白度は全国トップクラスです。
良質な水に恵まれ、高度な酒造技術に裏付けられた越前若狭の地酒は、各蔵の個性が光り味わい豊かで洗練された逸品ばかりです。

「水、米、人」三拍子そろった越前若狭の地酒。
冷やして楽しむもよし、お燗で美味しくほのぼのと、料理との相性を楽しみながらお飲みいただければ幸いです。

越前市

創業明和年間（1764～1771）創業。昭和5年から冷蔵庫での低温貯蔵をはじめるなど、品質本位の酒造りに取り組んでいます。何杯飲んでもうまいと言えるお酒、華やかさよりも落ち着きと安らぎを感じられるようなお酒をめざしています。

創業万延元年。現在十一代目を数える老舗です。酒造りの特徴は、伝統的な手作りで、地下、約180mの深さの井戸から汲み上げた日野川の伏流水で、山田錦と五百万石米だけを使い、すべての蔵内の自社酵母でのみ酒造りを行っています。

創業宝暦3年。豊村野田はかっては日野川の川筋であった処で良質の伏流水をふんだんに得ることが出来、それにもまして雪国の気候風土を育んだ越前米を使用し、伝統の技術を駆使した酒造りを行っております。旨みのある辛口です。

創業享保年間。上品な味わい、透明感のある香り。それでいてコクのあるお酒です。

創業享保元年。福井県の中でも、もっとも古い酒蔵といわれています。おいしい水とおいしいお米に負けないくらいおいしいお酒をめざしています。地元産山田錦と名水百選水で醸した、淡麗辛口です。

創業天保6年。今庄の厳しい自然と酒造りには欠かせない恵まれた環境の中、手造りにこだわり、より上質の酒を極めるべく杜氏のたゆまぬ努力が「雪きらら」「百貴船」という銘柄を醸し出しました。とてもまろやかな味わいです。

創業元和4年。自元福井の米と水とに、あくまでもこだわり、飲み飽きしない「水の如く飲める、きれいな酒」を目指す。粕歩合30%以上を目標に、淡麗辛口のきれいな酒にこだわり続ける。